株式会社Fine 代表取締役 内田雄三

 

 

ー 本日は、株式会社Fineの内田社長にインタビューをさせて頂きます。よろしくお願い致します。まず、御社の事業内容をお聞きできますでしょうか?

事業内容について

アウトバウンドがメインのコールセンターを運営しておりまして、大手通信会社の通信商材を扱って代理店営業をしております。それとは別に企業から委託を受けて、クライアント企業にかかってくる入電を我々のコールセンターで対応して質疑応答をするというインバウンドの案件もしております。また、メールで問い合わせがあった顧客に対して電話をかけて質問に答えるという事もインバウンドの業務としてやっているので、複合的にインバウンド業務はやっていますね。アウトバウンドとインバウンドの割合としては、アウトバウンドが8割、インバウンドが2割です。コールセンターの歴としては20年くらいしておりまして、創業当時BtoCをターゲットにしておりましたが、ここ数年はBtoBがメインターゲットでコール業務をやっております。組織構成としてはアルバイトが4割、社員が6割で社員の方が多いかなと思います。

ー とても長くコールセンター業界でビジネスをされていてすごいですね!様々な案件をコールセンターで扱ってきたと思いますが、昨今のコロナ禍というのもありますが、今と昔を比べてどうですか?

様々な商材をコールセンターで扱ってきましたね。しかし、20年くらい前と現在とでは売る商材は全然違いますが、売り方や基本的な営業トークの構成は変わらないです。ただ、当時はCTIシステムのような便利なツールはなかったのが現在ではあるので。今だったらコロナというのもありますが、ツールは常に進化しているので、オフィスにいなくても自宅で仕事を与えられるチャンスになります。CALLTREEはクラウド型のCTIシステムなのでどこでも使えるのですごく便利です。女性は出産や子育てで、出勤して仕事をするというのも難しい方も多くいる中、以前だと仕事を与えらなかったのが、今の時代、インターネットの環境さえあれば仕事を与えられるので、CALLTREEを通して社会貢献ができていると思っております。

ー 長年、コールセンター業界でビジネスをしている中、様々なCTIシステムを使ってきたと思いますが、CALLTREEを導入する前の課題についてお聞きできますか?

導入する前の課題

様々なCTIシステムを使ってきましたが、電話をかけるという点に置いては、正直なところ各社の違いはなかったと思います。ただ、CALLTREEの場合はアプリをパソコンにインストールする必要がなく、インターネットさえあればWebブラウザー上ですぐ使えます。他社だとアプリをダウンロードして、使うまでのセッティングが必要で、色々と作業をしてようやく使えるという一手間が必要で面倒でした。CALLTREEの場合はURLにアクセスしたら、IDとパスワードを入れるだけですぐ使えるというのはシンプルで簡単です。あと、リストの出し入れですね。他社だとExcelを入れる際に特殊だったり、一手間あったりと必ず作業が必要ですが、CALLTREEだと基本情報さえあれば簡単にリストを登録でき、すぐ反映されますのが良いですね。コール画面も各案件でカスタマイズができるのも、かなりメリットだと感じています。

ー やはり、ひとつの案件に対してコール結果が既に決まっていて、カスタマイズできないのは他社のCTIシステムだと多いですね。案件や業務が違えば、必要なコール結果って違いますからね。他社のCTIシステムとCALLTREEで比べると費用や機能はどうですか?

他社との比較

他社と比べると、回線費用の単価はあまり変わらないです。ただ、回線費用の単価が大きく違いまして、他社ではユーザーIDの数に対して回線費用が発生する仕様が多いです。IDと回線が紐付いているので、例えば、スタッフが5人いても、毎日出勤するのは3人というのはよくありますから、この場合で5人分の費用が毎月発生するのはコスト的にイヤですね。CALLTREEの場合はユーザーIDを何個発行しても同時接続回線数分しか費用発生しないのはすごく良いです。最大の回線契約数をこちら側で決められるため、費用を最小限に抑えられるというのはかなりありがたいです。あと、画面の構成を変える場合は費用が発生するというのも他社だと多いですが、CALLTREEは自由にカスタマイズができるので、そこのコストも心配する事はないですね。総合的に見ると大きくコストを抑えられているので、かなりメリットを感じています。

ー ありがとうございます。他社と比べて機能的なところはどうでしょうか?例えば、他社のCTIシステムだと1つの顧客情報に対して1つの電話番号しか登録できないのが多いですが、CALLTREEだと複数の電話番号を登録できるのは弊社のコールセンターでも常に活用しています。

弊社でもそうですね。ちなみに、それは案件の設定でも言えますね。1つの案件対して複数の電話番号で運用できるので、アウトバウンドをやっている企業でしたらすごくメリットだと思います。弊社の活用方法だと、新規コールは折返しできない発信専用番号、見込みや再コールや獲得顧客には折返し可能な電話番号で使い分けて運用しています。弊社のコールセンターでも複数の事業を運営しているので、1つの電話番号でしか運用ができないと事業として成り立たないので、案件に応じて利用する電話番号を変えたり、案件毎に画面をカスタマイズもできて、案件に応じて使い分けができるというのはとても使い勝手が良いです。やはり、長年コールセンターをやっている中で思うのが、個人の携帯で営業電話をしたり、複数の商材を扱っていてバラバラなのに同じ電話番号を使っている企業って多いですよ。コールセンターに限らず、電話営業をしている企業すべてですね。このご時世、ちゃんと通話録音を取っているか?利用する商材毎にちゃんと電話番号を分けているか?など、キャリアや商材を卸している企業はすごく気にするので。今までの使ってきたCTIシステムでCALLTREEのような運用をしようとした場合、1人のスタッフに対して、商材の数だけIDやシステムを割り振らなければいけないので、手間がかかりますし、もちろんコストも上がるので、中小企業だとキツイですよね。そういったところで言うと他社に比べてCALLTREEは一歩抜きに出ていると思います。

ー ありがとうございます!そうですね。一人のスタッフが案件や電話番号を変える場合、他社だと同じシステムだけども一度、ログアウトしてログインをし直さないといけないという面倒がある場合も多くありますからね。ログインとログアウトを繰り返さなくても、設定も変えること無く行き来ができるのは現場的にも負担がないですね。では最後に、コールセンターを検討している、電話アプローチはしているけどCTIシステムを導入していない企業に向けて一言お願いします。

低コストで使い勝手が良いのはもちろんですが、クラウド型でかつWebブラウザーで使え、パソコン・インターネット・ヘッドセットさえあれば、どこでもオフィスになります。また、特殊な機器を必要とせず、低リスクでコールセンターを立ち上げる事ができる。1つのユーザーIDで様々な業種、様々な発信番号で対応ができ、オペレーターの稼働状況をリアルタイムにモニタリングできますし、集計も日別はもちろん、月間単位でも振り返り把握ができ、勤務状況も遠隔地ですべて確認ができます。過去に色々なシステムを利用してきましたが、電話営業をする上での使いやすいUI・インターフェイスですし、リスト登録も簡単で、すべてにおいて今まで使ってきたCTIシステムより洗練されているので、初めての企業でも過去使った事ある企業でも自信を持っておすすめできます!

ー 貴重なご意見頂きありがとうございます!すごく嬉しいです。案件に応じて活用方法は結構変わってくるので、新しい案件をスタートする時は事前にご相談頂ければ、サポートさせて頂きますので、引き続きよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。

 

会社情報

会社名 株式会社Fine
運用体制 アウトバウンド/インバウンド
ターゲット 法人
CALLTREE利用年数 1年
URL

http://fine-group.jp/